うっ蒼とした樹海に象眼された、自然の息づき豊かなコース。適度のアップダウンが味を添える。ただし、前下がり、前上がりの斜面が多く、攻略にはテクニックが必要とされる。
グリーンも砲台グリーンが多く、見た目の美しさとはうらはらな難しさは"気の強い美人"を連想させる。
HOLE No.1 つつじ
- PAR 4
- BACK TEE 410Y
- REG TEE 392Y
ティショットの落下地点が左に流れやすく、ラフに入りやすい。また左170~180ヤードに谷間があるので第1打はやや右を狙うのが良い。2打目は下り坂になるのでダフリやトップに気をつけてグリーン右バンカーをさけること。アプローチでは左からの方がグリーンを大きくとらえやすい。
HOLE No.2 もみじ
- PAR 4
- BACK TEE 376Y
- REG TEE 348Y
右ドッグレッグのコースで、クローズド・スタンスになりやすい。しかし右に行っても得はなく思い切って左先方2本の木を目標に打つのがベター。第2打はグリーン左のバンカーを避け、右目に打つこと。グリーンが難しいので、セカンドでのオーバーは避け、手前からのアプローチの方がスコアに結びつく。
HOLE No.3 しゃくなげ
- PAR 5
- BACK TEE 564Y
- REG TEE 531Y
Aコースでもっとも長いロングホールです。ティショットは左にクロスバンカーがありOBもあるので、フェアウェイの中央からやや右サイドに落とすのが賢明。4オンで良いのですから第2打はフェアウェイの中央に。3打目はグリーンの右のバンカーを避けやや左目が良いようです。グリーンはあまり大きくないので、3打目を確実にグリーン手前にもって来ることがポイントとなります。
HOLE No.4 ななかまど
- PAR 4
- BACK TEE 392Y
- REG TEE 354Y
このホールの右側には谷間があります。ティショットはその谷間に気をつけ左の白樺を思い切り狙うことです。グリーンの左には大きなバンカーが待っていますので、無理に2オンを狙わず、2打目は打ち上げとなるのでひっかけに注意し、多少右側につけることです。ここは確実に3オンを狙っていく作戦が効を奏します。
HOLE No.5 はまなす
- PAR 3
- BACK TEE 220Y
- REG TEE 192Y
打ち下ろしのホールだが距離がある。グリーン手前がバンカー。しかもグリーンをオーバーするとOBになりやすい。全体的に左が壁になっているので中央よりやや左目を狙い、壁を利用するという方法もある。
HOLE No.6 おんこ
- PAR 4
- BACK TEE 400Y
- REG TEE 367Y
Aコース最大の難ホール。ティショットの落下地点が受けているのでセカンドで距離が残る。またグリーンが浮いているかのように左は浅く大きく傾いている。セカンドショットは打ち上げになり左に行きやすいが、左手前にボールを運ぶ気持ちのほうが良い。アプローチでは、グリーンの芝目が極端に左から右に流れていることに気をつけ、確実に3オンを狙うほうが良い。グリーンも慎重に。
HOLE No.7 くり
- PAR 4
- BACK TEE 391Y
- REG TEE 364Y
打ち下ろしの左ドッグレッグのホール。左側がOBで、しかもグリーン手前に大きな白樺、楢の木があるので、思い切って右を狙う方が良い。右目に攻めると、セカンドショットでグリーンを正面からとらえやすく、アプローチ次第でパーを取りやすいホール。
HOLE No.8 くるみ
- PAR 3
- BACK TEE 210Y
- REG TEE 190Y
ショートホールの中では1番の難ホール。グリーン左右がバンカーに囲まれ、手前は右に傾いている。距離もあり右の林に入れることは絶対避けるべき。2オンの気持ちを持って無難に攻める方が、スコアメイクになりそう。
HOLE No.9 らいらっく
- PAR 5
- BACK TEE 579Y
- REG TEE 544Y
左バンカーがあり、しかもフェアウェイの中央が左に傾いていますからティショットは右の白樺を狙ったほうがいい結果を生みます。第3打目で注意しなければならないのは、右にあるクロスバンカーです。また、ラフが相当深いので気をつけなければなりません。左を狙っていくことです。ロングホールですから4オンで良いわけです。3打目の持って行きどころでスコアが決まるコースと言えましょう。